英会話を上達させる最も効率的な7つのこと

英会話 上達

※本記事は三枝由香利が監修しています。

英語をうまく喋れるようになりたいけど、自信が持てない、何から始めたら良いのかわからない・・・

英会話教室に行くのはなんだかハードルが高いような気がする。

気持ちの焦りとは裏腹に仕事で英語を使う機会がでてきた。

どうしよう……なんて思っている方もいるのではないでしょうか。

英語に自信を持てていない方はかなり多いです。

しかし、流暢に喋れる人が最初からそうであったかと言うと、そうではありません。

誰しも最初は初心者です。

仕事を始めた頃を思い出してください。挨拶、名刺交換、メールのマナーもわからないところからスタートしています。

学生時代にスポーツをしていた方、初めてボールや機材などに触れた時にことを思い出してみてください。

私はバスケットボールをしていましたが、最初はドリブル一つうまく出来ませんでした。

日々の練習の積み重ねによってドリブル、パス、シュートが上達しました。

英会話も同様です。

最初は喋れなくて当然です。

少しずつ上達すれば良いのです。

とはいえ、できれば短期間で習得したいのも事実。

そこで、英会話初心者から流暢に英会話をできるようになった最も効率的な上達方法があります。

それは、オンライン英会話を活用するという方法

ただし、オンライン英会話をやみくも行うのでは無く、効率よく活用する必要があります。

ここでは、私が英会話を短期間で習得した方法を載せていきます

また私の方法はもちろん、他のサイトの口コミも一緒に掲載しています。

自分に最もあった英語の勉強方法を見つけ出して短期間で英会話ができるようになりましょう。

それでは読み進めていきます。

英語が上達する、とは?英会話の目標を建てよう

英会話を学習する上で目標設定する時に「海外ドラマや洋画のような日常会話をできるようになろう!」という目標を立てるのは難易度がとても高いことです。

そこで、私は英語を上達させるための目標を「英語を理解すること」にしました。

初めて受けた英語の授業を思い出してください。

「My name is …」これは「私の名前は・・・」って意味です。

英語で言われた内容を日本語に変換するように教えられていたのです。

そのため、多くの方が聞いた英語を必死になって日本語訳してしまいます。

実際の日常会話の中で、言われた単語を日本語に変換している暇はほとんどありません。

英語を日本語に訳して理解するのではなく、英語を英語として理解できるようになることが英語を上達する上では必須とも言えます。

なので、私は「英語を理解すること」を目標とすることをお勧めします。

具体的な数値目標も立てることをおすすめします。

例えば、「TOEIC○点」、「英検○級」を目標として学習を始められると英語学習の精度はより高いものとなるかもしれません。

それに合わせて、いつまでにできるようになる!と期間を決めることが短期間で英語を学ぶ上で必要です。

まずは、英語の学習目標を設定してみましょう。

英語はインプットとアウトプットを鍛えていくことで上達する

英語学習では、「インプット」と「アウトプット」を同時に実施していくことが求められています。

インプットとは、実際の英語を喋っている事を映画やTVなどを通じて聞く事。

アウトプットとは、自分がインプットした内容を声に出して喋る事をさします。

このうち、アウトプットで最も重要と言えることがあります。

それは、「失敗を恐れるな!」ということです。

単語を間違えることや、相手に伝われないことを恐れて億劫になってしまう方がいますが、その必要はありません。

間違えることで、正しい表現を方法を身につけるチャンスが生まれます。

英語学習では、失敗する回数が多ければ多いほど覚える速度が上がります。

日本人の多くは、実際に声を出して話すようなアウトプットが苦手な場合が多く、教材を使って英語を覚えるインプットによる英語学習に偏ってしまう傾向にあります。

インプットで知識を蓄えるだけでは話せるようになりません。

インプットしたことを実際に話してアウトプットすることで本当の意味で英語を理解することに繋がります。

これも、仕事やスポーツと同じです。

英語を覚えるために必要な要素として、インプットとアウトプットをバランス良く実施することを念頭に置いてください。

大切なことなのでもう一度言います。

インプットとアウトプットをバランス良く実施することを念頭に置いてください。

この考え方がない状態でインプット中心の英語学習を実施してしまうと英語を上達するスピードが遅くなってしまいます。

英語初心者の私が短期間で上達できたのは、この考え方を意識していたからだと思っています。

英会話のアウトプットの要!発音を鍛える

前項でアウトプットの重要性をご理解いただいたと思うので、アウトプットで大切なことをお伝えします。

それは、発音です。

正しい発音で喋らなければうまく伝わりません

もちろん最初は私のように、発音すらうまく行うことができないかもしれません。

逆をいえば、正しい発音で英語を喋ることができれば、ちゃんと伝わるということです。

日本人が英語を喋ると、日本語読みの英語になってしまっているケースが少なくありません。

短期間で喋れるようになりたいと思っている方にとって、発音からやってる暇はない、と思う方がいるかもしれませんが、英語を喋れるようになるための基礎固めとして、”正しい発音”をは重要です。

正しく発音することによって、逆に他人の言っていることが理解できるようになるのです。

もちろん最初から「全ての発音を完璧にマスターしてからじゃないと次の練習には入れない」なんてことはありません。

筋トレを思い出してみてください。

ひたすら腕立て伏せを行って胸筋が完成してから他の部位を鍛え始める、なんて事しませんよね。

英語も満遍なくが大事、発音も基礎ですが、他と同時並行して進めていきましょう。

ここではまず、正しい発音でアウトプットするための発音の練習方法について基礎の基礎から整理をしていきます。

(1)アルファベットを把握する

日本語は50音ありますね。

アルファベットは26文字です。

アルファベットはこの26文字の組み合わせで単語が作られています。

それぞれの読み方や発音をもう一度覚えましょう。

例えば日本人がよく間違えるアルファベットの発音があります。

その中でもよく発音を間違えてしまうのがBとV、RとLが代表的と言えるのでは無いでしょうか。

ここでは、BとVについて紹介しますね。

B の発音は上唇と下唇を使って「ビー」と発音します。

発音記号で表記すると/biː/です。

Vの発音は上唇を使わずに、下唇だけを使うイメージで「ヴィー」と発音させます。

発音記号で表記させると/viː/です。

上記のアルファベットだけではなく、26文字すべての正しい発音を理解することが正しい発音を身につけるための第一歩といえます。

今では、youtube上に英単語の発音を学べる動画がいくつもあります。興味を持った方は是非一度「英語 発音 練習」と検索してみてください。

教材を使わずに練習する方法は、現代ではかなりあります。

(2)それぞれのアルファベットの母音・子音の発音を理解する

では、アルファベット全てを正しい発音で発することができるようになるためにもう少し分類分けしてみましょう。

①母音

日本語に母音と子音があるように英語にも母音と子音があります。。

日本語の母音は「ア・イ・ウ・エ・オ」の5文字となりますが、英語の母音は、26文字です。
アルファベットの数と同等です。

さらに、英語の場合は母音を分類分けすることで正しく覚えることができます。

  1. 短母音 「a」のように短く発音するもの
  2. 長母音 「u:」のように長く発音するもの
  3. 2重母音「ai」のように母音が二つ重なっているもの
  4. 3重母音「auər」のよう母音が三つ重なっているもの

②子音

子音は27個あります。

子音は有声音、無声音に分類分けすることができるので、27個の子音を理解します。

例えば、l、r、bは有声音、p、t、kは有声音です。

母音と子音について理解度を深めることで、正しい英語を発音できるようになることに繋がります。

英語の発音に特化した本もあります。

ネイティブ発音が3D映像でわかる! 英語の発音トレーニングBOOK DVD1枚CD3枚付き【CD・DVD無しバージョン】

私はこの本を通じて発音を学びました。

本を見ながら、DVDとCDで正しい発音を聞くことができます。

インプットした内容をアウトプットすることで正しい発音が身につきます。

(3)英単語を正しく発音できるようになる

英単語は数が多くて大変って思っていませんか。

私も英単語って何から覚えていけばいいのか正直悩みました。

そこで、英単語を覚えるのにはアプリを活用しました。

私が使ったのは「Duolingo」です。

Duolingo

Duolingo

オススメできる理由としては、なんといってもイラストの多さ。

英単語と同時にイラストが表示されるので、音や文字だけでなく、視覚的に学ぶことができます。

更に、単語に合わせたフレーズも表示されるため、どのように使うかも同時に理解できます。

それだけでなく、自分の英語力に合わせて難易度を設定することができるので、英語初心者から上級者までが楽しんで学習してくれます。

英単語を学習するためのアプリは豊富にあるので、自分にあったアプリを活用してみましょう。

(4)英単語を組み合わせて文章を正しく発音できるようになる

英単語を覚えたら、それぞれを組み合わせて文章にしましょう。

覚えた英単語を組み合わせて文章にします。

文章を作るのって難しいって思っているかもしれませんが、慣れればいいのです。

最初に書いた通り、誰しもが初心者です。

なので、簡単なところから始めれば良いでしょう。

「I like play soccer!」や「May i help you?」等の簡単な文章から始めていきます。

大切なのは、覚えた単語を組み合わせて文章にしたものをアウトプットすることです。

それぞれの単語の使い方を覚えた上で自分なりにアウトプットすることが近道です。

「Would you like to~」
「How do you do ~」

のようなフレームで覚えることもオススメです。

また、「What’s that supposed to mean?」や「What’s the matter」のように日常会話でよく使うフレーズを覚えるという方法もあります。

覚えた英単語を文章にして相手に伝える時のポイントは、間違えてしまうことを恥ずかしがらずにはっきりとそれぞれの単語を発音して伝えることです。

間違えて組み合わせられた単語の文章でもいいので、自信をもって喋ってみることから始めましょう。

英語は簡単な文章の組み合わせでいくらでも会話することが可能です。

日本語で会話している時のことを思い出してみましょう。

「〜〜〜〜〜。でね、そのあと〜〜〜〜。それから〜〜〜〜〜〜」なんて繋げて話していませんか。

英語も同様、繋げる単語と、簡単な文章さえ作れるようになればいくらでも話すことができるのです。

(5)【仕上げ】リエゾンを暗記する

リエゾン(仏: liaison)とは、フランス語における(外)連声の一種で、語を単独では読む場合には発音されない語末の子音字が、直後に母音が続く場合に発音される現象を言う。リエゾンはしばしば連音とも訳されるが、「連音」という用語はリエゾン以外の音現象をも指すことがありうるので注意を要する。

参照: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/15 08:35 UTC 版)

ネイティブが喋る英語を日本人が聞き取れ無い理由の一つが、このリエゾンです。

英語の学習量や語彙力がかけているから聞き取れ無いのではありません。

単語と単語が連なった際に省略される音があると、普段学習している発音とは異なります。

そのため、「ネイティブの喋る言葉は理解できない」と認識していまいます。

そこで、リエゾンをすべて理解することはできないとしても、よく使われるものだけでも暗記しましょう。

以下のサイトによく使われるリエゾンが記載されています。

英語の発音は読み方で変わる、ネイティブに近づく方法とは

リエゾンについて理解できましたか?

これを知っているか知っていないかだけで英語のヒアリング力が大幅に変わります。

意思を持ってアウトプットを行う

英語学習を短期間で効果的に実施するためには、インプットした内容をアウトプットすることであることは前述からも述べていることから、十分に理解していただけていると思います。

より効率良く英語を上達するためには、効率的なアウトプット方法を実践する事が求められています。

覚えた単語や文法を使って自分の伝えたい内容を明確にした上で記述したり、話す事がアウトプットで一番大切なポイントと言えるでしょう。

相手に伝えたいと思えば思うほど、自分がうまく伝えられ無い事にもどかしさを感じます。

良く、外国人の恋人ができると言語の上達が早いって言いますよね。

相手に自分の気持ちを伝えるための強い意思があるからこそ、うまく伝えられないことを悔やみます。

その際にわからない単語や文法に気づきます。

そこで、相手に自分の意思を正しく伝えるためにインプットを行います。

これらを繰り返し行う事で正しく相手に伝えられるようになります。

とはいえ、ネイティブの方と話す機会をそんな簡単には作れない。と言う方が多いのでは無いでしょうか。

そこで、私の実践したアウトプットの方法が「一人アウトプット」つまり独り言です。

自分の覚えた単語を使って眼に映るものを英語で表現するのです。

仕事に通勤する際に眼に映るもの全てを英語に置き換えるのです。

置き換えるだけではなく、説明できるようになるまで続ける事で自然と英語力が身につきました。

あまり大きな声でやると変わった人だと思われるので注意が必要です。。。

最も上達の早いインプットは、能動的なインプットだった

英語をうまく喋れるようになるためには、意思を持つことが必要なのと同様に、能動的なインプットが英語を上達させるために必要だったのです。

”相手の喋ることを理解したい”と思いながら聞くことでより理解度が深まります。

アウトプットの時と同様に相手の気持ちを理解したいと自分の意思でヒアリングすることで理解度が深まるのです。

例えば、自分の興味のあることだったらすぐに覚えますよね。

好きな歌手の歌だとメロディーや歌詞を一生懸命覚えますよね。

私も好きな歌手の新曲がでると、誰よりも早く歌えるようになるために何度も聞いて口ずさんだりしちゃいます。

(1)好きなジャンルから覚える

英語に関しても好きな方法で覚えていけばいいのです。

インプットの方法には、リスニング、リーディング、文法、単語、発音があります。

これらを自分が学びたいものから学ぶのです。

最終的には、全てを学ばなければいけませんが、好きなものから学習していくことがインプットの速度を早めるコツとも言えます。

(2)好きな映画(洋画)を字幕付き(字幕なし)で見る

英語の学習をする際に、机に向かってばかりだと辛くなってしまうこともあるので、自分の好きな映画(洋画)を日本語吹き替えではなく、字幕版や字幕なしで見るのです。

自分が好きな英語だと、なんども見ていたりするので、場面ごとにどんなことを言っているかを理解していることがありませんか。

“英語だとこうやって表現するんだ”という発見に繋がります。

そして、字幕で見た後に字幕なしでも見てみます。そうすることでより英語の理解が深まるのです。

私はシリーズ物の映画を見て楽しみながら覚えていきました。

みなさんにも好きな映画がありますよね。

楽しみながら英語を学習しましょう。

ちなみに、映画の英語を完全に理解するのは非常に至難の技です。

かなりレベルが高く、速度も速いので玄人向け。

どれくらい理解できるようなったかな、という指標や、モチベーションにつなげていくツールとして活用しましょう。

(3)英語が話せる外国人の友達に話しかける

これが、やっぱり一番効率の良い学習方法です。

身近なところに英語を話すことのできる外国人がいる場合は、積極的に話しかけてみましょう。

できれば、共用語として英語を使っている方が良いでしょう。

みなさんも外国人から日本で話しかけられて嬉しいと感じたことはありませんか。

その際に間違えた日本語を使っていたら正しい日本語を教えてあげますよね。

つまり、英語でしゃべりかけることにチャレンジすることが正しい英語を喋れるようになることに近づくのです。

私たちが正しい日本語を教えてあげるように、正しい英語を教えてくれるのです。

今、英語を喋れる友達が思い浮かんだ人は、早速連絡を取ってみましょう。

善は急げです。

なるべく毎日英語に触れる

英語をある程度学習したものの、なんだか物足りないと感じている人や自信が無いという人が多いのでは無いでしょうか。

私の周りにも、TOEICで600〜700点取れたけど喋るのには自信が無いという人が実際にいます。

この記事を読んだ方の中にもいるのではないでしょうか。

勉強が得意な人ほど、週に1回の学習や、3日に1回の学習で「点を取るための英語」は覚えてしまいます。

おそらく、テストで高得点をとるための学習方法としては、問題がないと言えるでしょう。

ここでは、英語を理解した上で喋れるようになることを目指しているので”今日は勉強しなくてもいっか”は無しです。

英語を習慣させることを意識するのです。

毎日なるべく英語に触れる時間を作るのです。

仕事が忙しく、なかなか時間を作る事ができ無いという方もいると思います。

1時間でも30分でも良いのです。

短時間でも捻出する事ができれば、その時間における英語の学習効率はより良いものになるでしょう。

学習する時間が作れない場合は、通勤中の電車で英語を聞くだけでも良いので、毎日触れましょう。

1日30分、ネイティブの人と話すことができるオンライン英会話がおすすめ!

オンライン英会話とは、駅前にあるような通学しながら英語を学ぶ英会話教室ではなく、自分の好きな時間に安価で短時間でも始められ英会話教室です。

2018年現在では、200近いサービスがあり、日常会話を学びたい方からビジネス英会話を学びたい方まで幅広く利用されている英語学習サービスです。

(1)オンライン英会話のメリット

オンライン英会話のメリットは、低価格で利用できるサービスが多いことや、好きな時間に英語学習をできるため、英語を学ぶためのハードルが低いと言えるでしょう。

また、オンライン英会話教室はマンツーマンレッスンで行われるため、無理なく学習することができます。

他にも教材を用意してあるオンライン英会話サービスもあります。

(2)オンライン英会話のデメリット

オンライン英会話にはデメリットもあります。

人気の講師はなかなか予約が取れないことや、講師の英語のクオリティにバラツキがあることもしばしです。

オンライン英会話のサービスによっては毎日英語に触れることが大切だと謳っているものもあります。

継続は力なりとはよく言ったものです。

自分似合ったオンライン英会話サービスを見つけてまずは試しに初めてみませんか。

1日たった15分間英会話に触れるだけも、やらないのと比べれば歴然の差が生まれます。

まずはいろんなオンライン英会話サービスから自分にあったものを探すところから始めましょう。

オンライン英会話教室について詳しく知りたい方は、「元英会話教師の私が比較するオンライン英会話のすべて」で英会話教室ごとの特徴を詳しく紹介してます。

まとめ

英語を効率よく上達させるための方法を理解していただけましたでしょうか。

一見は百聞にしかずです。

英語は誰にだって話せるようになります。

まずは恐れずに自分の好きな方法で学習を始めてみましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です