※本記事は三枝由香利が監修しています。
英語を喋るとき、自分がどれだけ構文を知っているかが大事だ、なんて思っていたりしませんか?
それは大きな過ちです。
英会話は実はそんなに難しくありません。
あるレベルの英単語と、ある程度のフレーズさえ知ってしまえば、 後はそれらを組み合わせるだけでネイティブ並みの流暢な英語をしゃべることができるのです。
ここではその秘密と応用方法をご紹介しています。
応用方法を理解して、一気に流暢な英語を喋れるようになりましょう。
それでは読み進めていきます。
目次
【難しくない】日常会話するなら絶対に覚えておきたい英語のフレーズと単語集
ここでは日常英会話をするためにメジャーなシチュエーションで、よく使用されている一般的な英語のフレーズをご用意しました。
なるべく簡素なもの、または簡素化したものをピックアップしています。
紹介しているものはすべて丸暗記する勢いで覚えましょう。
また英語の構文は丸暗記しても意味がないと言われているかもしれませんが、それは応用が利かないような構文だからです。
ここに置いてあるものは簡素化されているのでいくらでも応用が利きますので、是非暗記してみてはいかがでしょうか。
※あえてここでは日本語訳を紹介していません。
(1)自己紹介
- My name is…
- Where are you from?
- I’m from…(国、地方、場所など)
- Are you…(人種など。日本人ですか?等々、外国で人種を聞くのは割と一般的です。)
- Hello… How are you?
- I’m fine, thank you
- Goodbye
- See you… (時期。tomorrow, this weekend, next week, etc.)
- Have a nice… (day, evening, week, etc.)
- Do you know…(名詞)?
会話の始まりや最後にお別れする時の一般的なフレーズです。
まずはここからスタートしていきます。
(2)時間関係
- Excuse me.
- Can you tell me the time, please?
- What time is it?
- It’s half past…
- It’s quarter past…
- It’s ten to…
- It’s quarter to…
- o’clock
- thank you / thanks
- You’re welcome
英語圏は小数点ではなく、分数で数字を表現することが多いです。
クォーター(1/4)やハーフ(1/2)、スリーフォース(3/4)といった表現が時計で使われることを覚えておきましょう。
また分数の言い方についても勉強しておくとベターです。
(3)自分のことについて話す
- What is your name?
- Surname, family name, first name, (middle name)
- Where are you from?
- What’s your… job? / address? / phone number?
- Where do you live?
- How old are you?
- Are you married?
- Married, single, divorced, separated
自己紹介を掘りだ下げていく時に使います。
また、海外旅行に行ったことは空港の入国審査などで見たことがあるのではないでしょうか。
英語でコミュニケーションをする時は、質問が飛んで来る時には、ほぼほぼ5W1Hで始まります。
さらに、最も聞きたいことが5W1Hの次の単語か、文章の一番最後で発せられます。
英語に慣れてない方はこれらの単語を聞き逃さないようにしたいですね。
(4)ショッピング・服などについて
- Could / May I help you?
- Could I try it (them) on?
- Where is the fitting room?
- How would you like to pay? (Credit card, debit card, travelers check, check, money)
- I’m looking for…
- I’d prefer…
ショッピングなどに行った時に使うことができるフレーズ集です。
これらの内容に加えて、「より大きなものが欲しい、より小さいものはないか」と言った比較表現などができるようになっていればさらにベターです。
もう一歩進んだ英語を話せるフレーズを一つご紹介。
「Is there a similar one? ( with this ?) 」(これと似たようなものはありますか)
自分が欲しかったデザインのサイズがないけど、似たようなデザインの服があればそちらも見てみたい。
そんな時に使ってみてはいかがでしょうか。
(5)ご飯を食べているときに
- Can I see a menu?
- Here you are
- Enjoy your meal!
- Would you like …
- Can I get you anything else?
- I’d like the check, please.
- That’ll be …
- Have a good day!
- The (食べ物) looks good.
- How is the (食べ物)?
- What would you recommend?
- I’d recommend the (食べ物).
- Would you like an appetizer?
- Would you care for an (食べ物)?
- I’ll take (食べ物).
いくつか慣用句的な表現もありますが、これらはレストランに行った際に必ず使われるフレーズです。
映画のコーヒーショップなどのワンシーンで
「I’ll take coffee」(私にはコーヒーを一つ)
なんて表現はよく使われていたりします。
特に飲み物を注文する際の、さらに言うと一番最初のドリンクオーダーの時に「I’ll take」という表現はよく使用されます。
使ってみたらネイティブの方も「おっ」となるかもしれません。
(6)簡単な道順や近場にあるものを聞く
- Is there a (名詞) near here?
- on the corner, on the left, on the right
- straight on, straight ahead
- traffic lights
- Is it far?
- when you see a (名刺)on (left / right), then…
国内で道を聞かれた時にも活用することができるフレーズです。
右左まっすぐ、曲がって、行き止まり、●●が見えてきたら、何て表現まで暗記しておいてパッと頭の中から出てくるようにしておくとさらにベターです。
(7)何度も使用するフレーズについてより知りたい方
英語で何度も使用するフレーズをより知りたい方はこちらのリンクが参考になります。
海外サイトですが、ここで紹介している以上の英語のフレーズをシチュエーション別に分けて公開されています。
どれも日常英会話で頻繁に使用されるものばかり。
こちらのサイトで紹介されているフレーズを全てマスターしたら日常英会話はほとんど困ることがないでしょう。
もちろん全て覚える必要がないので、シチュエーションボタン二回つまんで勉強をするのがおすすめです。
簡単な英語のフレーズを組み合わせてネイティブ並みの会話に変える
さて上記のフレーズ((7)で紹介しているものを含む)を一通り覚えたあなたはもう十分に日常会話程度なら自由に英語を話すことができるようになっているはずです。
この時点ではまだ詳細なコミュニケーションを図ることができないかもしれません。
自分の状況を詳しく話したいときや、これまであった出来事などを共有したい時は、これまで覚えてきたフレーズには載っていません。
(1)フレーズさえ覚えてしまえば実はすでに話せるようになっている?
実はもうすでに基礎の部分のフレーズは全て覚えてしまったと言っても過言ではありません。
詳細なコミュニケーション部分に関してもこれまで覚えてきた英語のフレーズを組み合わせたり単語を変更することによって自由自在に話すことができるようになっているのです。
(2)英単語を覚えよう
これまで覚えてきたフレーズを活用して単語単語を他の単語に組み換えることによって別の文書を作り上げることができるとお伝えしました。
組み換えに必要なのは英単語力。
英単語力と言っても身構える必要や怖がる必要ありません。
日常英会話で使用されている単語の数はなんと100前後しかありません(状況をより詳細に語ったり詳しい話をするともう少し多くなりますが)。
我々は何とその100前後の単語を中学校の教室で習っています。
教科書を引っ張り出して勉強しなおしましょう。
英単語をたくさん知ったら後は組み換えあるのみです。
日常会話をもっと簡単にする方法
先ほど100前後の英語で日常英会話は成り立つとご紹介してきましたが、自分の知らない単語が出てきたらどうするのか。
この場合簡単な英語で表現し直す技を使います。
例えば扇風機や冷蔵庫などといった単語を英語で話すことができなかったとしましょう。
ここで一度日本語で話していた時のことを思い返してほしいのですが、もし仮に日本語で単語を思い出すことができなかった時、あなたはどうするでしょうか。
例えば扇風機という単語が出てこなかったとしましょう。
そういった時にあなたは以下のように話すはずです。
「なんだっけ、あの、風が出てきて涼しいやつ・・・」
上記のように話せば扇風機という単語が出てこなくても、自分相手に伝わりますね。
英語に関しても全く同じです。
「umm… where you get cold drink…」(冷たい水が入っているところ)
「machine that makes wind」(風を作る機械)
もちろんある程度の単語力は必要です。しかしこれらを組み合わせることによって難しい単語も簡単に表現できることがわかります。
言い換え方にはコツが必要ですが、ある程度話していけばコツをつかむことができますし慣れたらとっても簡単です。
ネイティブでも、日本人の英語上級者でも、単語が出てこなかったときは全く同じように連想ゲームを使います。
初心者の内から慣れてしまいましょう。
【裏技】Google Translateを使用して伝えたいことを100%伝えられるようにする方法
英語を勉強してる人にとっては邪道かもしれませんが、どうしても伝えたいことがあるのに英語が話せない時に使うことができる裏技を紹介します。
タイトルの通りGoogle Translateを使います。
使い方は以下の通り。
- Google Translateを起動する
- 画面を日本語と英語にセットする
- 交互に話す
あとはGoogle Translateが自動的に全てを翻訳してくれます。
インターネット回線がなければうまく翻訳することができないのですが、ネット環境がある場合最強のツールです。
ちなみに伝えたいことをうまく伝えるポイントですが、なるべく短文をいくつも組み合わせる方法がベストです。
私も試したのですが、長文になってしまうと翻訳精度が下がってしまうことが判明しております。
短い文章をいくつも喋って相手に伝えるようにしましょう。
逆に英語から日本語の翻訳もなるべくシンプルな文章をいくつも話す方がより精度の高い翻訳を行ってくれるようです。
Google Translateを挟んでいますが、これも立派なコミュニケーションです。
意味が若干伝わりにくいような日本語が来てしまった時は、フィーリングによって汲み取ってしまうのではなく、「これは何を伝えようとしたかったんだい」と聞くことを心がけましょう。
もっと英語が話したい!どこで会話を練習する?
フレーズをたくさん覚えたら、もちろん実践する場が必要です。
とはいえ、英語を始めて喋る方にとってはやっぱり恥ずかしさがつきまとうところ。
できれば人知れず英語の練習をしたいと思うのが本音のところではないでしょうか。
実践形式でアウトプットするならやはりおすすめなのはネイティブと英語を話すことですが、身近に気兼ねなく話すネイティブがいる人は限られた人のみ。
そんな方々におすすめしたいのはやはり英会話教室。
英会話教室であればネイティブの方とコミュニケーションができます。
しかし、英会話教室は割といい値段がします。
一か月あたり数万円するところも少なくありません。
ネイティブと話したいけどお金はなるべくかけたくない。
でもある程度のクオリティは欲しい、そういった方におすすめなのはオンライン英会話教室。
Skype などのビデオチャットツールを使ったオンライン上で先生と話すことができる英会話教室ですが、1回のレッスンが20分で約200円前後しかしないのがポイント。
レッスンを受けることができる時間も教室によっては朝5時から深夜の2時までオープンのところがありますので、日中忙しい方でも時間場所問わずに受けることができるところもおすすめポイントの一つです。
オンライン英会話教室に興味を持った方はこちらに私が調べ上げて比較してあるものがありますのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日常今は使われている単語が少ないので、皆様が思っている以上にハードルは低いです。
ここに記載されているフレーズをマスターすることで少しでも皆様のとっさの英語力がアップすれば幸いです。
とはいえ基礎的な英単語がパッと思いつくレベルの力は必要ですので、ここで紹介しているフレーズと合わせて中学生レベルの英単語帳はマスターしていくようにしましょう。
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