※本記事は三枝由香利が監修しています。
フィリピン留学を考えているあなた、やはり一番最初に気になるのが費用面ですよね。
何にどれくらいかかるのか、それによって留学期間も変わってくると思います。
ここでは私が、実際にフィリピンに留学した際の費用を公開していき、具体的に何にいくらかかるのかを詳しく解説していきたいと思います。
また私はフィリピンに2回留学に行っており、趣味でも何回かフィリピンに遊びに来ています。
フィリピンに渡航する際の飛行機代を安価に抑えるコツや、生活していく上で費用面を安く抑えられるポイントなどをいくつか紹介していきます。
この記事さえ読めばあなたも安価でフィリピン留学が可能!
是非、検討材料として読み進めてみてはいかがでしょうか。
それでは本文に入っていきたいと思います。
私がフィリピン留学にかかった費用を大公開!
少々恥ずかしい思いもありますが、これは私のフィリピン留学で実際にかかった費用を大公開していきます。
私はフィリピン留学に2回行っており、1回目は(行ったところがかなりの田舎に属する地域だったため何もすることがなく)がっつり勉強の1ヶ月留学。
2回目は仕事も一緒に行っていたため、その合間合間で授業を受けていたハイブリッド型の留学。
結論からお伝えしますと、後から見返して思ったのですがかかってくる費用はほとんど変わりません。
(1)1回目のフィリピン留学(ターラック州)…合計23万円
1回目のフィリピン留学は、ターラック州と言う田舎の地域に留学に行きました。
周りにはほとんど何もなかったため、真剣に語学に励むことができました。
普段はパソコンでアニメを見たりネットサーフィンで波に乗ったりする僕ですが、この時ばかりはスイッチが入って真面目に語学に励んでいました。
費用の概算をお伝えしたいと思います。
「日本でかかった費用…約20万円」
- パスポート発行費用…約2万円
- 語学学校費用…1ヶ月で約12万円
- 旅行準備費用…約2万円(スーツケース、衣類、その他)
- チケット代…往復約4万円
セブ島後の費用…約2万円
雑費…約1万円
合計…約23万円
なるべくお金をかけないようにして貧乏留学を考えていたので、いろんな部分でケチっています。
スーツケースなどはかなり安いものを購入しました。
それぞれ細かく見ていきましょう。
①チケット代について
フィリピンに行く時期もなるべく、皆様のバカンスとかぶらないようにして購入していました。
ゴールデンウィークと被ってしまうとかなり高額になってしまうので、注意が必要です。
②旅行準備費用について
今思えば男はスーツケースではなく、バックパックでも行けてしまうのではないかと考えております。
女子は何かと必要なものが多いですのでやっぱり、スーツケースの方が安心ですね。
服もなるべくあるものを揃えていきました。
日本の洗剤やシャンプーは現地のものは泡立ちが悪いのでなかなか重宝します。
固形の石鹸を持っていくのもおすすめです。
③食費について
田舎の方のフィリピンでは、かなり食費を安く抑えることが可能です。
女性の方にもあんまりおすすめすることができませんが、例えば現地の人が通っているような屋台などでお昼ご飯を購入すると、なんと日本円にして約20円でチャーハンなどが購入可能です。
現地の人に話しかければ友達を作るチャンスもあります。
チャレンジャーな方は是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
ちなみに私はそこまでチャレンジャーではなかったので、屋台などはあんまり利用していません。
通っていた学校がおすすめしていた食事処でご飯を済ませていましたが、最終的に1万円ぐらいで全てまかなうことができました。
④移動費
移動は基本タクシーを利用しますが、行ったところがなにぶん田舎のところだったのでトゥクトゥクに乗って私は移動していました。
トゥクトゥクに乗った場合は、一回の移動につき約20円ほどしかかかりませんでした。
また長距離移動を行って年の方に行く場合は、長距離移動バスというものがあります。
これには、往復だいたい2000円ほどかかりますが、なにぶん留学していた期間が1ヶ月だったので数回しか行ってないのも含めてあまり移動費はかかっていません。
(2)2回目のフィリピン留学…合計61万円
二回目のフィリピン留学はセブ島に留学しました。
こちらは仕事を行いながら合間合間を縫って語学学校に通っていたので、1日あたり平均2時間のレッスンしか受講していません。
それではかかった詳しい費用について確認してみましょう。
「日本でかかった費用…約41万円」
- パスポート発行費用…約2万円
- 語学学校費用…合計36万円(合計3ヶ月分のみ)
- 旅行準備費用…1万円以下(スーツケース、衣類、その他)
- チケット代…往復約4万円
セブ島後の費用…約12万円(2万円×6)
雑費…約8万円
合計…約61万円
2回目のフィリピン留学は留学と同時に仕事で行っていて、1日当たりのレッスン時間が2時間しかなかったことを考慮して、特殊な費用計算をしているのであまり参考にはならないかもしれません。
しかし基本的な部分は同じです 。
1回目のフィリピン留学に加えて変化したのは2箇所です。
片方は増えて片方は減りました。
増えたのは食費の部分で、逆に減ったのはパスポートやスーツケースの他衣類など1回目の留学で既に揃え終わってしまったものです。
チケット代も今回は安く済ませることができました。
仕事上の付き合いもあり雑費などは増えています。
セブ島後の費用は基本的に食費です。
外食が多かったので一か月あたり2万円ほど消費していました。
一ヶ月あたり2万円出すだけでも十分に接待することなどが可能です。
フィリピン留学にかかる費用を大解剖
実際フィリピンに留学するためには、何にどこにどれくらいの費用がかかるのか、もう少し詳しく見ていきたいと思います。
(1)留学費用
諸々含めて最終的にだいたい一ヶ月あたり10万円ぐらいが相場のようです。
留学費用はサービスの中に含まれているものが多ければ多いほど、一か月の費用が高くなります。
例えば泊まっているホテルなどから学校までのバスでの移動費用や、毎日食べる食費、空港から留学先までの移動費、これらが含まれている場合は留学費用は高くなります。
オプションで増やすことも可能です。
とはいえ1ヶ月滞在するとはいえ1-2万単位でしか増えないので、心配な方はオプションで増やしても良いかもしれませんね。
(2)渡航費とパスポート取得料
パスポートは更新費用が高いので、5年よりも10年の方をお勧めします。
実は身分証などでも使用することができるので、長い期間持っておけば何かと使えます。
5年と10年とでは1万円ぐらいしか違わないので余裕がある方は是非、10年の方ご検討してみてはいかがでしょうか。
渡航費はいくつかの裏技を駆使することによって、かなり安く抑えることができますがあまりおすすめはしません。
自己責任ではありますが、興味をもってくれた人たちのために紹介していきたいと思います。
ちなみにフィリピンは、入国の際に出国のチケットを求められる場合がほとんどです。
必ず日本に帰る復路分のチケットを購入しておくようにしましょう。
①渡航費を安く抑えるコツその1:シーズンを外す
チケットは繁忙期によって変動します。
ゴールデンウィークなどのリゾート地などに行く機会が増えるシーズンはチケットも高騰します。
このシーズンを外すだけでもだいぶチケットの費用は安くなります。
②渡航費を安く抑えるコツその2:なるべく早くからチケットを取る
航空チケットには早割という割引があります。
早くからチケットを抑えていればそのぶん安くなる、というごく簡単なものですが、ものによっては3万円ほど変動するので大分抑えることができます。
③渡航費を安く抑えるコツその3:捨てチケットを用意する
予めお伝えしておきますと、こちらは上級者向けなので一般の方はあまりお勧めしません。
フィリピンに行く際には出国するためのチケットも、同時に用意しなければ入国することができないとお伝えしました。
一度確認してもらえれば破棄することが可能なので、隣接する中国に行くための安いチケットをあらかじめ用意しておく事によってこの審査をパスすることができます。
その後は中国に行くもよし、そのチケットを破棄して別のチケットを取得して出国するもよし、チケットを捨てるという行為はなかなか勇気がいりますが、実はトータルで見ると安くなっている可能性が高いため一度計算してみてはいかがでしょうか。
(3)食費と移動交通費
食費は高くて一ヶ月1〜2万円ぐらいとみておきましょう。
僕の2回目のフィリピン留学の一ヶ月あたりの食費が高くなってしまっているのは、仕事によって外食が増えたためです。
なるべく安く抑えたければ、その旨を伝えてサポートセンターにおすすめのお店の道紹介してもらってみましょう。
(4)その他の費用
半年間行ってた時は日本から持ってきた洗剤などが一回切れてしまったため、国内に一時帰国した際に買い増しをしていました。
現地でも洗剤や石鹸シャンプーなどは様々なものが用意されており、これらを購入することは容易です。
費用に関してもかなり休みに設定されているので、求めやすくはなっています。
値段は必ずチェックしてくださいね。
遊びに行く費用や都会で行く費用は自己判断で決めましょう。
物価は安いため1万円も持っていれば、男子も女子もフィリピンの夜を十分楽しむことができるはず。
こちらの方の詳しい内容は他の記事やブロガーに託したいと思います。
フィリピンないで留学する場所によって費用は変わるのか?
費用が変動するのは食費です。
食費の部分以外はほとんど変わらないと言っても良いでしょう。
これは仲間内でもよく質問される話ですが、ぶっちゃけ外食を頻繁に行わない限りはそこまで変わりません。
首都でもリゾート地でもその他の費用はほとんど変わりません。
強いていうのであれば、都市マニラに住んでいるフィリピン人たちは、観光客慣れしているのでぼったくりが他のところと比べて多い印象があります。
例えばタクシーを例に上げると、
- メーターが高速で回っている(通常の2倍から3倍)
- メーターを回さずに直接費用を請求してくる
- 余計なところを大回りしてメーターを稼ぐ
このようなことはざらです。
コンビニのレジでも費用をしっかりどう計算して、口頭で伝えてくる費用と間違いがないかを必ず確認するようにしましょう。
そのほかに感じたのは、周りに何かあればそれに集中力を囚われてしまっており、逆に周りに何もなければ何もないほどより語学に集中する自分がいるということです。
本気で英語を習いたい方は、田舎に入学することを検討してみることをお勧めします。
私の入ったターラック州は本当に何もないため、ホームシックになる人が続出するのではないかと若干懸念しているといえば長所大げさになるかもしれませんが。
短期間留学と長期間留学の費用の差
ここまで読み進めた方はもう既にお気づきでしょう。
短期留学と長期留学の費用の差は学校に支払う費用と、食費がほとんどです。
それ以外の部分に関してはほとんど大差ありません。
飛行機の時期をきちんと調査しなければ繁忙シーズンにかぶってしまい費用が上がってしまうという可能性はありますが。
そう考えると、留学期間が1ヶ月増える毎に以下の費用が増えると考えて良いでしょう。
- 授業費…10万円
- 食費……1〜2万円
つまり1ヶ月増えると約12万円必要になる、ということになります。
パスポートを既に持っていて渡航費を最小に抑えたとすると、渡航費が5万円、超最低ラインの20万円以下で留学することができるようになる計算です。
こちらはあくまでも私のような貧乏旅行を行った場合ですので、皆様の留学プランによっては変動するということを忘れないでおきましょう。
自分だったら●●が必要、●●は不要、という風に詳細に考えていくともう少し具体的な費用を出していくことが可能になるかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
フィリピンに留学することは結論おすすめです。
様々な出会いがありますし、日本以外の国を知ること、語学を知ること、これらは自分の知見を大きく広げるチャンスでもあります。
検討している方は是非、貧乏留学でも一度外の世界を見て一石二鳥で英語を覚えてくるような感覚で、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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