TOEICの頻出単語をレベル別に完全網羅!英単語の簡単な覚え方も解説

TOEIC 単語

TOEIC受験を考えているあなた。

初めて受験する方も、さらに高得点を目指そうとしている方も、スコアアップを目指すなら英単語の学習は絶対です。

ここではTOEICの英単語学習のノウハウをお教えします。

英語が苦手。

でも就活や教養のために勉強を始めようと思っている。

TOEICの高得点を目指したい。

でも英単語力がなかなか伸びない。

そんな悩みを抱えている方も多いでしょう。

英単語学習を効率よく行うにはは自分のレベルに合わせるのは勿論、TOEICに特化した勉強を行うことが大切です。

英単語がどうしてTOEIC高得点につながるのかの疑問解消から、おすすめ参考書や具体的な勉強法まで説明いたします。

目標達成のための情報を詰め込みましたので、ぜひ最後まで読んで自分に合った勉強法を見つけてください。

TOEIC高得点を目指すなら英単語学習は必須

初めにご説明しておきたいのがTOEIC受験における英単語の重要性です。

TOEICでは単語の意味を書いたり、単純に和訳英訳したりするような問題は出題されません。

つまり単語の意味を正確に覚えることやスペルを違えずに書けるようにする勉強法は必要ありません。

代わりにTOEICでは日常英会話やビジネス上での基本的なコミュニケーション力が問われるため、それに特化した英単語力が身についていないと話になりません。

単語力=英語力ではありませんが、単語力があればあるほど長文読解に役に立つのは言うまでもありません。

単語を覚えることは英語学習で苦手の温床となる「わからない」感覚を払拭するのに適した方法なのです。

少し時間はかかりますが地道に覚えていきましょう。

暗記→実践を繰り返すことで、文章の中で単語の生きた意味とニュアンスをつかみ、英語力へと高めていけます。

このような学習をすることで、TOEIC高得点への道が見えてきます。

(1)TOEIC受験で覚えるべき頻出英単語

①英検やTOEFLとの違い

TOEICはよく英検やTOEFLと並べられますが、3つの英単語勉強法は大きく異なります。

英検は医学や工学のような専門的な単語から慣用句等の変わった表現まで、かなり幅広い出題がなされます。

TOEFLは英語圏への留学の基準のひとつなっているため、学術的な専門語や大学の講義についていくために必要なコミュニケーション能力をはかる問題が多く出題されます。

TOEICはどうかというと、前述したとおり、ビジネス上での表現が多く含まれます。

学術的な表現や狭い分野に特化した専門用語というよりは、仕事関係で使うような広告の読み解き能力や同僚や上司とのeメールなどのコミュニケーション能力が問われてきます。

全体的な英語力は英検、TOEFL、TOEICのどれを基準として勉強してもつけることができます。

より自分の目的に合った試験を選びましょう。

②TOEICは英検やTOEFLより対策しやすい

TOEICは英検やTOEFLよりは対策のしやすい試験だということです。

覚える英単語や表現はかなり絞ることができます。

英単語を勉強すればするほど、面白いように解ける問題が増えてくるでしょう。

TOEICのスコアアップだけを目標とするなら、それに特化した英単語の勉強をするべきです。

そのような勉強法を否定的にとらえる方もいるかもしれませんが、TOEICを足掛かりとして英語力向上を目指すことは十分にできます。

まずは英語を勉強する感覚、目標を達成する感覚をつかむこと。

それは今後、もっと高いレベルへ挑戦していくうえで大きな経験となるでしょう。

(2)英単語学習にはレベル別特訓が鍵

英単語は簡単で初級向けのものから意味を把握するのが大変な上級レベルまであります。

TOEICではそれらがすべて出題されますが、全部解こうと躍起になる必要はありません。

解けなければ不合格になるというものではないので、目指すレベルに必要な単語をしっかりと覚えるようにしましょう。

TOEICのための単語勉強法はまず見て聞いて「なんとなく」意味がわかるという感覚が大切です。

単語帳の最初からめくってひとつひとつの単語を小さな意味まで完璧にするより、完全な日本語でなくても「なんとなく」なイメージを自分の中で作れるようにしましょう。

長文読解などでは個々の単語を丁寧に訳す時間はありません。

ざっと見てそのイメージをつかんでいく訓練が必要です。

まずは単語のイメージがマイナスなのかプラスなのかだけでも構いません。

どのレベルから始めるにしても、自分のレベルと到達目標を明確にして、その道筋に合った勉強をしていくことが大切です。

最初は自分のレベルをはかりましょう。

次項から、おすすめの参考書と自分のレベルのはかり方をご紹介します。

頻出英単語をマスターするためのおすすめ参考書

今まで述べてきたようにTOEICを受けるためには、英単語学習が嫌いだからと言って放っておくことはできません。

なるべく多くの単語に触れ、それを繰り返すことで英単語を自分になじませていくことが大切です。

英単語を覚えるには参考書を買うことがおすすめです。

アプリで代用している人もいるかと思いますが、本には書き込みができるため自分の苦手や成長具合が目で見てわかります。

アプリでスマートに勉強するよりも、自分の勉強した跡が見える本の方がやる気につながります。

また、試験前に苦手な部分のみを振り返ることができるのも本の利点です。

ではレベル別に参考書を紹介いたします。

(1)初めての受験&初心者ならこれ

英語に対してあまり良いイメージをもっていなかったりしませんか。

なるべく抵抗なく勉強に入れるような二冊をピックアップしました。

①972円!『いきなりスコアアップ! TOEICテスト これから英単語 【超入門編】 目標500点!』

いきなりスコアアップ! TOEIC(R) テスト これから英単語 【超入門編】 目標500点!

初心者の中でも特に英語に苦手意識を持っている人におすすめです。

新形式にも対応しており、イラストや単語カードのような紙面が特徴的な手に取りやすい参考書です。

初めての受験の方向けの準備マンガもついており、TOEICの世界に入りやすく作られています。

シンプルな英単語の参考書では三日坊主だったあなたもこれなら続けられるのではないでしょうか。

価格もお手頃なのが嬉しいですね。

②1,728円!『CD付 絵で見る新TOEIC TEST 英単語 熟語 定番表現』

CD付 絵で見る新TOEIC TEST 英単語 熟語 定番表現

少し珍しい形の参考書ですが、日本語で意味を覚えるのが苦手という方に特におすすめ。

日本語を介さない勉強法で、イメージとして残りやすいため、初めての方にはこちらが勉強しやすいかもしれません。

英語とイラストだけで直感的に意味が把握でき、英語を恐れる初学者にはぴったりの参考書です。

かわいい絵を見ていたらいつのまにかTOEICの文章も身近になります。

(2)慣れてきたらレベルをあげよう

もう少し上を目指したいあなたにはレベル別にシリーズ化されたものやハイレベル表現も網羅した参考書をおすすめします。

①1,620円!『世界一わかりやすい TOEICテストの英単語』

世界一わかりやすい TOEICテストの英単語

英単語の勉強をさらにわかる!面白い!と思えるような一冊がこれ。

全フレーズに細かいコメントが付いており、読み物としても楽しく活用できるでしょう。

単語のイメージを本番の形式のまま掴むことができるので実践にも役立ちます。

600点からさらにステップアップを目指す人におすすめ。

③961円!『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)』

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)

600点から990点まですべてのレベルを網羅しているためおすすめです。

無駄なく自分のレベルに合わせた勉強をしやすい、コスパ最強の一冊です。

最優先で覚えるべき単語がここに凝縮されています。

最短距離での目標達成を目指すならぜひ購入しておきたい参考書です。

(3)自分のレベルをはかるには?

いくつか参考書を紹介していきましたが、自分のレベルが分からずどれを選ぶか悩んでいる人もいるでしょう。

どうやって自分のレベルをはかるか。

それは簡単です。

TOEICの過去問(もしくは演習問題)を一度解いてみればいいのです。

本番形式と同じように時間も計って点数を出してみましょう。

自分の位置と目標点数を確認出来たら参考書選びです

参考書を選ぶにはネットで買うよりも実際に本屋さんに出向いて、ひとつずつパラパラとめくることをおすすめします。

説明文の語調や字の大きさなどは実際に見てみないとわからず、愛着のわかない単語帳だと勉強も長続きしません。

今後TOEIC受験勉強を共にするものですから、自分がこれだ!と思うものを選びましょう。

多少内容に差があっても、どれも英語の専門家が一生懸命製作した単語帳なので、英語力に大きな差が出るわけではありません。

自分との相性をしっかり吟味して、選んだ一冊をボロボロになるまで使い込みましょう。

(4)英単語学習の最終仕上げ

英単語学習の最終仕上げはもちろん問題演習です。

問題演習の方法については次項でも述べますので、ここでは英単語学習の最終目標について確認しておきましょう。

英単語学習は「英単語」覚えることが目標ではありません。

長文やリスニングの中で「見て」→「把握」、「聞いて」→「把握」できることが目標になります。

その瞬時の変換がどれだけできるかがスコアアップの鍵だといっても過言ではないでしょう。

つまり、勉強する上でもそのような最終目標を意識する必要があります。

むやみに書いたりパラパラめくったりするのではなく、見たとき聞いたときに浮かぶイメージがちゃんと意味に沿うように頭に刷り込んでいくと良いです。

英単語学習を通して頭に少しずつ入ってきた単語を、問題演習を通して「身につける」作業。

これが英単語学習の最終仕上げです。

パッと見て聞いて、パッとイメージが浮かぶようになればその単語はもうあなたのものです。

ちょっとやそっとでは忘れないでしょう。

その感覚までたどり着けば目標達成は目前です。

簡単に英単語のレベルアップをしたい人へ贈る勉強法

参考書を買ったのはいいもののどうやって勉強すればいいかわからない…。

ここからはそういう勉強法に悩むあなたにお届けします。

自分なりの勉強法がもうある方はすっと読み飛ばして結構です。

冒頭には「簡単に」とありますが、英単語の勉強を簡単にすることはできません。

新しいことを頭の中に詰め込むには、英単語学習に関わらずやはり努力が必要だからです。

スポーツであれ勉強であれ、最初はできなくても何度も反復して身につけていくしかありません。

しかし、いくらか効率アップすることはできます。

勉強全般に言えることですが、効率というものは勉強時間を重ねれば重ねるほど上がってくるものです。

本来人に教えてもらえるようなものではなく、勉強していくうえで自らのスタイルを確立でき、効率アップが図れるのです。

厳しいことを言うと「効率が悪いから」「要領が悪いから」英語ができないというのは言い訳です。

とはいえ、勉強をしながら全然進まないとやる気も失せてきてしまうでしょう。

そういう人のために、やる気を出しながら、なおかつ目標達成に的を絞った「取り組みやすい」勉強法をお教えします。

(1)勉強範囲は絞るべし

いきなり膨大な範囲の単語帳を頭から覚えようとしても、すぐに挫折するのが目に見えています。

誰だって終わりの見えない作業には嫌気がさしてくるものです。

そんな時は、単語帳の中でも覚える範囲を区切ってしまいましょう。

単語帳をバラバラに切り裂いてしまうのも良い案です。

分厚い参考書がドンと置かれているよりも、今日中に終わらせる範囲が見えた方が気も楽になるからです。

例えば単語帳を7つのパートに分けるとしましょう。

一日で1パート、1週間単位で1冊終わるように設定します。

1パートと言っても1回ですべて覚える必要はありません。

あくまでもイメージを浮かべていく訓練を心掛けてください。

最初はわからないところだらけで1パートに時間がかかっても、2周目、3周目とこなすうちに段々スピードアップしているのを体感できるでしょう。

それが英単語学習の面白さにつながっていきます。

分からないところはメモやイラストを描き込んで工夫して自分だけの単語帳を作っていくと良いです。

何度も繰り返してめくるうちに、ある単語がどのページのどのあたりにあるかわかるようになってきます。

たくさんの参考書に手を出さず、ひとつを徹底的に繰り返すことがレベルアップのコツです。

(2)どれが自分に合う?飽きない勉強法を見極めよ

英単語の勉強法と言っても三者三様、百者百様です。

自分が覚えやすい方法を見つけるのが一番ですが、ここでは視覚型、聴覚型、発音型、反復型という4つに分けて説明していきます。

勉強法が全く思いつかない人は試してみると良いでしょう。

これらの方法を組み合わせたりしてオリジナルの勉強法を見つけてくださいね。

①視覚型

目で見て覚えるタイプです。

英単語を見ながら、英単語の意味を指や赤シートで隠し、頭の中で意味を思い浮かべます。

違ったり浮かばなかったりしたら説明を読んで頭に刷り込みます。

あらかた覚えるとサクサクと単語帳が進み、勉強が楽しくなります。

②聴覚型

聞いて覚えるタイプです。

これはリスニング対策として取り入れることをおすすめします。

CDなどで単語を聞いて意味を言う、もしくはイメージを浮かべて、単語帳で合っているか確認します。

リスニングにも単語力は必須。

意味の分からない単語や存在をしらない単語はそもそも聞き取れません。

音とイメージをつなげて覚えましょう。

③発音型

口で覚えるタイプです。

見て発音することで脳も活性化し、眠くならずに英単語学習ができます。

意味を発音するもよし、英単語そのものを発音するもよし、自分の声とイメージを結び付けることで暗記の効率も上がります。

④反復型

指で覚えるタイプです。

学校だとノートに書かせることが多いと思いますが、これは時間短縮のため指書きのみです。

イメージを思い浮かべながら単語を何度も指書きします。

頭の中に刷り込むイメージで書くと良いでしょう。

(3)問題演習でやる気アップ

単語帳を3~4周したら問題演習も並行して行いましょう。

実際の試験の中で覚えた単語がどう使われているのか知ることができます。

実戦形式で行うことで思ってもみなかった単語と結びつくなど新しい発見もあるでしょう。

また、問題演習をすることで自分の成長を実感することができます。

わかる文章が多くなり、手ごたえを感じられるようになると、その後の学習のやる気アップにつながります。

これまで話してきたこと

これまで、英単語学習の重要性から、おすすめの参考書、勉強法をお話してきました。

TOEICのための勉強をすれば社会で使える英語を身に着けることができ、大きなアドバンテージになるでしょう。

目標達成の鍵はどれだけモチベーションを維持できるかです。

どんな良い参考書を買ったり高いスクールに通ったりしても最終的にはあなたの努力にかかっています。

この記事が少しでもあなたの助けになりますように。

目標達成を心から願っています。

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